Isla Isabela


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Published: May 23rd 2009
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ガラパゴスの島々にはそれぞれの特徴がある。
最初に行ったイザベラ島は面積は一番大きいけれど一番開発が進んでいない
「素朴」という言葉が一番似合う島だ。

道端をあるいていてもみなニコニコして「こんにちわ」と声をかけてくれる。
スリの多い都市キトで若干緊張していた私達も、ガラパゴスに足を踏み入れて3日もすると
のーんびりとした空気に包まれてなんとも居心地が良くなってきた。

居心地の良さのもうひとつの秘密はエクアドル料理。
来てはじめてしったのだがエクアドルでは米が主食で食事はたいてい
ライス+肉か魚のグリル+サラダやアボガド、バナナのあげたもの、豆のつけあわせだった。
素朴だが意外と口に合う。そして何より果物が多くとれるエクアドルでは
毎日絞りたてのジュースがセットででてくるのがうれしい。
マンゴー、パイナップル、グアバ、トロピカルフルーツなど、今日は何の果物だろう?と味を当ててみるのが楽しい。

イザベラ島3日目。
朝は民宿の前のビーチを散歩していると魚を食べているイグアナにであう。全長1メートルくらいの
イグアナが食べるよこで、びみょーな距離でじーっとおこぼれをまっている鳥。
イグアナは気温の高い昼にならないとめったに動かないのだけれど、食べるときはやっぱり別なのだろう。
がつがつ食べる様子は恐竜みたいだ。

まずは「涙の壁」という元米軍基地に囚人がつくった石の壁を見に行った。
ガラパゴス諸島はつい100年くらい前まではなーんにもない島で、本土から囚人が送られてくる場所としても
使われていたらしい。第2次世界大戦時には日本軍からパナマ運河を守る米軍の拠点として
使われたという。住人が住みだしたのはつい最近のこと。赤道直下の国らしく強い日ざしが
ジリジリと照り続ける。一面サボテンの草原が続き人が住むには過酷な環境にみえる。
ここに200年前に来てひたすら動物達を観察し、進化論を生み出したダーウィンの情熱に脱帽してしまう。

汗をだらだらかきながら島を一望できるところにのぼる。青い空、青い海、草原、本当に自然の島そのものだなー。

午後のシュノーケリングでは他の人はみたのに私は残念ながら海ガメをみれなかったけど、
あきらめきれずおよいでいたらエイとアシカをみた。わずか水深2Mくらいのところなのにすごい。

今日で一部のツアー仲間の人たちとはお別れ。
もう6年間も家に帰らず短期バイトでお金をためては世界中を旅している旅のベテランのオーストラリア人カップルと
アメリカ-エクアドルの遠距離をインターネットで出会って恋愛中の年の差カップルとは別の道をいくことになる。
旅行しているといろんな人がいてておもしろい。
お別れパーティーとさいしビーチでハンモックに揺られながらビールで乾杯。
ガイドのジョーバが一言、
「これこそ人生だよ!ねっ」






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カメの遭遇カメの遭遇
カメの遭遇

普段は丘の上に住んでいるカメ
Wall of TearsWall of Tears
Wall of Tears

囚人のつくった壁


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