アイスコーヒーと一切れのパラダイス


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April 13th 2012
Published: June 18th 2012
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椰子の葉が柔らかい風に揺れて、閉じたまぶたが一枚のティッシュより薄く感じるぐらい強い日差しだ。聞こえてくる波音はまるで、その時iPodで聞いていた「アフリカン・グレイス」を伴奏しているようだった。

波が砕けて、砂土の上を流れて、柔らかくシューシューに二重のパーカッションになった。

日向ぼっこをしたおかげで気分がリラックスし、眠くなった。クアラベストのフェリー乗り場を出発してから時間をすっかり忘れてしまった。

今年、ニュージーの夏はあまり晴れた日がなかったから、丁度こんなきれいなビーチパラダイスを探していた。

だから今回主な目的であった 「トラベル・ブログ」の10周年の祝い 後にどこかマレーシアのビーチに行こうと思った。

「珊瑚礁があって、手付かずの自然が残った美しいパーヘンチアン諸島。。。」まで読んですぐに行きたかったパラダイスを見つかったと思った。

このはついでの旅はリラックスするためなのに、「止める所」(日本語に訳したマレー語のパーヘンチアン)まで10時間あまりかかる。きっと目的地はがっかりさせない。


新しい王は順番で決まったのですね」と隣のテーブルに座って生放送を興味深く見ていた地元の人たちに尋ねたら、そうだと教えてくれた。

それが分かってから、色々情報の一分を次々に喜んで教えてくれた。

他の州のサルタンらが順々に登場するのを見ながら、王の任務は交代制で引き継がれていくが、後継者の能力によっては上院議員による投票で後継者を選出するという条件付きであるということを知った。

そして結婚していないといけないよ」と誰かが教えてくれた。

出番が巡ってくるちょっと前に結婚する場合があるの?」と聞くと頷いて爆笑した。

ぺラク州のサルタンが現れたら彼が着ていたクリーム色の服の話題になった。2週間前に彼の息子が亡くなって、サルタンが着ていた服の色は哀悼中であることを示した。

数分後、その日一緒にシュノーケルをするメンバーの準備が出来たと知らせが入って来たので、明るい仲間に別れの挨拶して、彼らは放送を見続けながら私はビーチの方へ向かった。



マスク、足ひれ、行こう!

キャプテンがこれを言うと「ウミガメ」が近くにいる意味だとすぐ分かった。

しかし、想定外にボートから飛び降りたのに、一番近くに見えたウミガメはダイブし去っていてすぐ見えなくなってしまっていた。

キャプテンが指差している方へ一番早く飛び降りた一人が水面まで上がってきて、がっかりした様子で小さいウミガメだったと言った。

三年前のタイでの楽しかった初体験のシュノーケルの思い出がまだまだ残っていたので、今回マレーシアのマリンリゾートに行ってみたかったきっかけになった。  

が、今回本当に失望してしまった。

水面の下で見たものに失望したことじゃなくて、フィルムを現像した時に見た写真にがっかりした。オークランドに着いてから、すぐフィルムを写真屋さんに出したのに。

写真は私があそこにいたことは立証するが、もう使い捨てカメラを絶対買わないことにした!



本島に帰る前の日にビーチパラソルの下でのんびりしながら波が触りそうなくらいまで足を伸ばしていた。

空と海の青い虹をじっと見て、アイスコーヒーを飲んで、時間を過ごした。

ずっとここに居たいと思う。。。ずっと。。。ずっと。。。



English: Iced Coffee and a Slice of Paradise


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